コドモとしなりしなる

HSP/HSC家族。息子二人の成長と日々の暮らしの綴り。

不登校になって、何をしたか。

小学校4年、1年の息子二人は不登校になりました。

 

それから私が息子と色々試行錯誤したのは。。。

 

①市の適応指導教室に通う

4年生の長男は夏休み明けすぐに登校拒否するようになったので、

学校の代わりにと市の適応指導教室に通ってみることに。

(次男はその頃、どうにか登校してました)

しかし、今思えば、私は焦りすぎていたんだと思う。

まだ学校での苦しみが続いている中で、疲れ切った状況での

新たな環境は、まだ早かった。

適応指導教室は年齢様々だし内容も、ゲームも学習に取り入れたり、イラストの時間や、畑の時間があったりと学校よりは緩やかな環境だった。

でも、彼には休む時間が必要だったんだなと思う。

数回行って、行くことを拒否するようになった。

 

②学校の「スクールカウンセラー」に相談

私と息子とカウンセラーの先生とで話をした。

カウンセラーの先生はHSCの子どもへの理解があり、

「センシティブな子には学校はキツイよね」

とひたすら話を共感的に聞いてくださった。

「休むことも、まったく悪いことではないのよ」

と疲れたら休むということをすすめてくれた。

 

スクールカウンセラーさんに相談して、

他の保護者の方の口コミの良い児童精神科を紹介してもらい、

受診し、まずは「WISC」の知能検査を受けたり、

息子たちの特性の相談をしたりした。

結果ははっきりはしないが、HCSの特性がありつつの、

適応障害だったり、知的障害を伴わないいわゆる発達障害のようなものもある、

というような感じだった。

 

④夏休みに親子で牧場づくりのお手伝い

Facebookの投稿でしった「牧場づくりのお手伝い」に親子3人で参加。

手伝いをして知ったのだが、その牧場は

「様々な理由で不登校の子の居場所になるような放課後デイサービス」として、県内初の牧場型放課後デイサービスを開所予定しているという。

息子たちは元々生き物が大好きで、自然も大好き。

その場所で過ごす時間は、子どもたちの疲れた心を元気にしてくれた。

開所する前も何度か遊びに行かせてもらい、

開所後は定期的に通えるよう、受診した精神科で診断書をもらい、

通所受給者証を取得する手続きを行った。

 

⑤学校に給食だけ食べに行く

④の牧場型の放課後デイサービスは電車で1半程かかる場所にあるので、

毎日通うのはちょっと難しかった為、週1回のペースで通う。

その合間に、長男の希望で学校に大好きだった給食だけ食べに行く。

学校側は登校のきっかけになれば、と喜んで、保健室や別室に用意給食の準備をしてくれ、息子の希望で付き添いの私の分まで給食を用意してくれる日もあった。(もちろん、私の代金は支払いました。)

でも子供にとって学校に行くことは大好きな給食を食べに行く目的でも、

とっても勇気がいることであり、行けても週1回ぐらい。

なので、一旦、給食の支給は基本止めてもらい、給食費も支払い無し。

でも事前に給食のメニュー表をもらい、希望の日を事前に伝え、

一食分づつの計算で支払いをし、給食を用意してもらった。

息子の学校は自給食だったこともあり、とても柔軟に対応してもらたなと思う。

何より、給食の栄養士の先生が、とっても喜んでくれた。

給食が好きで、学校に頑張ってきてくれるという事が。

学校側は理由やきっかけは何であれ、子どもが元気な顔を見せに来てくれることが

うれしい様子だった。

 

 

こんな状況が、夏休み終わり~不登校になり~冬休みまでの様子。

このころは、私もどうするのか良いのか、失敗したり、これで良いのか不安に思ったり、試行錯誤していた。

試行錯誤しながら常に思っていたのは「学校は行かなくてはいけない場所」ではないということ。それだけは確かだと思っていた。

 でも「学校にはいかなくても良い」の、その先に関しては、

色々試行錯誤しないと、誰も教えてくれないし、道を示してくれもしない。

 

そんなわけで、試行錯誤しながらのその次、

冬休み以降については、またこの次回のブログにて。