不登校試行錯誤。
kodomotomanabumori.hatenablog.com
前回のブログでは夏休み明け~冬休み前までことを書きました。
さて、そんな状況で、ひとまずは家や牧場や気が向いた時の給食のみ保健室に、
というような日々で過ごし、冬休み以降も同様に過ごしていました。
母は不登校やら発達障害やらHSCの特性を本やSNS、ネット記事などで調べつつ、
息子たちとの暮らしをどうするか色々考えていました。
そんな中で夫が見つけてくれたのが、日中やっているフリースクール型の放課後デイサービス。ひとまず問い合わせし、ひとまず私だけ見学してみることに。
そこの支援員の方へ、これまでの不登校の経緯や、息子たちの特性(HSCや発達障害)について話しました。
すると「ここに来ている子たち、みんな同じような子ですよ」と。
そして、
「繊細過ぎて、学校環境はきつい子どもたちばかりです。不登校こ子どもたちは悲鳴を上げているのです。本来、教育とは子どもを学校に合わせるのではなく、学びを子どもに合わせること。ここに来ている子は、算数だけは2年生が5年生の内容までやっているとか、逆に5年生だけど3年生の学習をしているとか、そういう感じです。でもそれでいいのです。もしろん、誰も馬鹿にするような子もいないし、できる事に関しては自信に繋がっています。」
「不登校である事、学校に行けとも行くなとも言いません。本人が決める。進路に関してもどんな道があり、どんなメリットデメリットがあるのか、伝えます。
進学したい希望があれば、高校卒業まではここで面倒をみたいと思っています。提携している通信の高校もあります。」
「ここに安定して通えるようになったら、学校には出席扱いにしてもらう交渉をします。将来、進学したいと希望した場合には出席日数がかかわってくるので。」
と方針を教えてもらいました。
なんと!
この場所に出会ったことは、衝撃でした。
こんな場が、通える範囲にあったなんて。
早速、子どもたちとも見学、体験で行ってみることにしました。初めての場所が苦手で人見知りの激しい子どもたち。慣れるまでに時間はかかりましたが、同じような特性の子を預かっている先生方は、子どもたちの特性をよく理解してくれているので、無理強いをせず、ストレスの少ない環境配慮をしてくれていました。
子どもたちもとりあえず、通ってみるということで、教室の人数に空きのある日は全て通うことにしました。ただ、当時小1の次男は不安が強く、2か月近くは私が付き添いし、徐々に付き添いの時間を短くして慣らしていきました。
このフリースクール型の放課後デイサービスと、
前回のブログで書いた牧場型の放課後デイサービスの両方に通いながら、休みの日はホームスクーリングという感じで、給食を食べに行っていた学校へは行かなくなりました。
学校の方も「息子たちにとって良い選択を」と言って、登校を無理強いしたり、催促するようなことはありませんでした。
(学校によって対応は様々ですよね。。。)
そんなわけで過ごしていた1月、2月。
少し息子たちの過ごし方が安定してきたなと思っていたのですが、ここで新型コロナウィルスの日々に突入するのでした。